予備調査にて診断が可能かどうかをまず判断します。お時間に合せて現地調査の人員確認を行います。
●建てられたのは何年か?どんな構法か?をお伺いします。
工務店さんや大工の棟梁が建てた家については柱や梁からなる「在来軸組構法」で一番多い建物になります。その他一般的に2×4(ツーバイフォー)住宅と言われる「枠組壁工法」であれば診断可能です。
大手ハウスメーカーによるプレハブ工法などの独自なものについては、オープンな工法ではない為対応が出来ません。原則として建てられたハウスメーカーさんへ耐震性についてはご確認ください。
参考)在来軸組構法
●どのぐらいの規模かをお伺いします。
延べ床、建坪などですが、分からない場合は部屋数などでも結構です。また、建てられた際の図面などがありましたら、コピーをご用意願います。
●1階の床下や最上階の小屋裏を調査可能かどうかをお伺いします。
床下へは、キッチンなどへある床下収納や和室の畳などから調査します。小屋裏へは、押入れやクローゼットの天井などから調査します。調査当日には、調査員が入れるように物の片付けをお願いします。
●これまでの増改築やリフォーム歴、被災履歴をお伺いします。
工事した内容や雨漏れなど何年前ぐらいかわかる範囲でお答えください。
●その他気になる点をお伺いします。
なんでも結構ですので、お気軽にお伺いください。
以上で予備調査は終わり、最後に現地調査に伺う日程と時間を調整します。